小説 会計監査 (幻冬舎文庫) pdfダウンロード

小説 会計監査 (幻冬舎文庫)

によって 細野 康弘


4.1 5つ星のうち(19人の読者)

小説 会計監査 (幻冬舎文庫) pdfダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) 「結局、抗しようのない巨大な力に翻弄されただけなのか?」。老舗化粧品メーカーの粉飾決算、大監査法人の解散、メガバンクの消滅、大手証券会社の不正会計…。社会を騒がせた企業不祥事の裏には恣意的な検査・指導を重ねる当局とリーク情報に踊らされるマスコミの姿があった。渦中の監査法人・元幹部が描く迫真の経済小説。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 細野/康弘 1943年生まれ。公認会計士。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学院商学研究科修士課程修了。中央青山監査法人でメガバンク、大手流通グループ、国営巨大公社などの会計監査を担当。同監査法人の理事、評議会議長なども歴任。2006年定年退職し独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

小説 会計監査 (幻冬舎文庫)の詳細

本のタイトル : 小説 会計監査 (幻冬舎文庫)
作者 : 細野 康弘
ISBN-10 : 4344414853
発売日 : 2010/6/10
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 29.67 (現在のサーバー速度は20.21 Mbpsです
以下は、小説 会計監査 (幻冬舎文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
著者細野氏が、これほどの硬骨漢だったとは思いもよらないことでした。PWCあらた=米国の手先、の如き図式を、簡単すぎると嗤う声もあるでしょうが、世の中、知れば知るほど、米国による属国化は進んでいる観が強いと思っておりますから、これを小説、絵空事、と読むことは、とてもじゃないが、できません。金融庁の役人諸君や当時の管轄大臣を、これはもうずいぶんと悪く描いていますが、少し中身を知っているものからすれば、よくも書けたものだなあ、とその勇気に感心します。怒り心頭に発した、ということなのでしょうか。『戦艦大和の最期』を、小林秀雄は、最高の小説だと言っていたかと記憶します。あれが小説であるというのなら、本書も、見事に小説である、と言えるでしょう。恐らくは、高校の友人を巻き込んでの著者の覚悟は、文体がどうのこうのを吹き飛ばすものであり、見事です。ナショナリズムを投げ捨ててグローバリズムに邁進した我が国日本の近年の一断面が、よく表現されている佳作です。

0コメント

  • 1000 / 1000