スイス―山案内人の手帳より (山岳名著選集)オンラインブックダウンロード

スイス―山案内人の手帳より (山岳名著選集)

によって 岡沢 祐吉


3.5 5つ星のうち(1人の読者)

スイス―山案内人の手帳より (山岳名著選集)オンラインブックダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより)スイスの山案内人の手帳の中に、アルプスに登った大正・昭和の約30名の日本人名士の手記を発見した著者は、いずれも純粋に山に登る喜びがその持てる知性によって書き留められていることに心打たれ、これら名士の手記を世に紹介する気持ちに駆り立てられた!

スイス―山案内人の手帳より (山岳名著選集)の詳細

本のタイトル : スイス―山案内人の手帳より (山岳名著選集)
作者 : 岡沢 祐吉
ISBN-10 : 4583026595
発売日 : 1987/10
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 18.76 (現在のサーバー速度は23.73 Mbpsです
以下は スイス―山案内人の手帳より (山岳名著選集) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
原子力発電所に対しての警戒を呼び掛けている点を、評価したい。高い山や、嶮しい山だけに関心のある登山家は時代遅れとなるだろう。宇宙の果てに関心を持つ登山家のいたことをこの本は紹介している。エヴェレストを如何なる登山スタイルで登るのか、月並みな自然保護志向やエコ登山を目指す登山ではもう後に続く者は少ないだろう。考えてほしい。日本の国のために命を捨てた若い軍人たちでさえ、今になるとそのことを高く評価する若者は少ない。8000'b峰をすべて無酸素で登ってしまったラインホルト・メスナーでさえ、自分の山登りを否定し、人生の意義を見つめなおそうとさえしている。富士の山登ってみれば何もなし良いも悪いも我が心なり、と江戸時代の人も言っている。エヴェレスト登ってみれば何もなし良いも悪いも我が心なり、ではないのか。昔の日本人の山登りは斯様な軽薄なものではなかったはずだと思う。

0コメント

  • 1000 / 1000